本日は夜勤明けのおっさん。
夜勤明けの朝は、おむつやリハパンを一日中着用している利用者さんの下を拭く、下清拭というのをします。
夜勤職員の朝のメインイベントといえるような時間のかかる仕事です。
本日、その中のひとりの方の陰部をおむつをはずしてベッドで拭いたところ、便の黄色が拭いた下タオルに色濃くついてきました。
「えー、便の臭いがしなかったけど、寝たまま便してた?」
と臀部を確認してみても、やはりおむつの中に便はありません。
??
で、その方の排泄チェック表を確認してみると、その方が便をしたのはきのうの11時台。
日中はリハビリパンツ(リハパン)を履いている人なので、そのときに陰部(陰嚢)に便(この人は軟便が多い)がついたのかな?と思うのですが、そのあと14時台にお風呂に入っているんですよね。
便をトイレで拭いたときに吹き残したのは、まあ許そう。
しかし、お風呂で洗い残すって、どういうことやねん!!
とおっさんは一人で怒り狂っていました。
しかも、この男性は陰茎に汚れがつきやすいから、きちんと洗うようにと言われてる入所者さんなので、シャワーチェアーを使っているし、慌てずしっかり洗うことができるはずなのに、この汚れの残りよう。
おっさん、まじで本当にものすごく怒り狂って、きのうの入浴の職員が出勤してきたら
「どんな風呂の入れ方してるんじゃ」
ととっちめてやろうと思っていたのですが、やめました。
その職員、「すいませんでした」
と口では謝るのですが、次からちゃんとしようという気配はみじんもないんですよね。
そういう職場の「ちゃんとしない」感じが嫌で、ブログを書く期間が空いた時期は、本当に仕事を辞めようと思っていました。
そしたら、おっさんの次に男性としては職場で古くからいる職員がおっさんの気配を察して、
「おっさんさん、辞めないでくださいよ。
僕、おっさんさんと定年までここで働くつもりなんですから。
ここの仕事なんか適当でいいんですから」
と言ってきます。
おっさんはその「適当でいい」感じが嫌で、辞めようと考えてるのに伝わってないんだなとがっかり。
心底、がっかり。
この職場、いつからこんな風になってしまったんだろうな。
注意が厳しいからと嫌われて職場で浮いているおっさんには関係のないことです。
もうおっさんは自分の仕事は至らない部分もあるけどきっちりやって、あとは「我関せず」と決めこむことにしました。
どうせ注意しても「おっさんがごねてる」という風に思われるだけなんでムダなんです。「介護士」の名前が聞いて呆れる「介護」が存在している現状ですが、おっさんは古いだけで管理職じゃないんでね。もう好きにしたらいいやんという感じです。
7月9日:文言修正