いやー、ほぼ1か月ぶりのブログ更新。
こんなに間が空いたのは珍しいのでは?
もしかしたら「やった、おっさん死によった」と誰かをぬか喜びさせてしまったのでは?と心配してしまいます。
それはさておき。
約2か月ぐらいかかった「イタリア現代史」をようやく読み終えました。
著者自身があとがきで
P.278
冷静な歴史叙述を心がけたのは、読者に判断の基盤を提供したかったからである。
と述べているように冷静なんですが、なんだか文章で書かれている年表を読んでいるようでおっさんは読書に没頭できませんでした。
「おお、面白い」とのめりこめないとおっさんの読書は、なかなかはかどらないのです。その前に読んだ「物語イタリアの歴史」がストーリーの面白さ、巧みさで読ませるタイプの本だったことも、ちょっとこの本にはかわいそうでした。
反対におっさんの内面的に「ドイツと比較されることの多い戦後日本の歩みだが、政治経済的な成熟度合いでいえば、むしろイタリアの方が近いのではないか?」と自分の中である種の結論のようなものを持って読みだしたので、
なんだか、結論を補強するために本を読むというおっさん自身の読書姿勢が問題なのでは?と途中で思い始めたので、ますますページをめくる手が遅くなってしまいました。
なので、おっさんの目線にひきよせて本書の内容をここに書くことは控えようと思います。なんにせよ、読み終えられてよかった。