「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

読書メモ「物語イタリアの歴史Ⅱ」の1

 

P.71

なぜなら歴史の流れやそのうねりは、単一の、またはいくつかの原因で説明できるようなものではなく、ある状況の中で無数に働く力が一つの合力に結果する、としか言いようがないからだ。

 

 

この言葉だけでこの本を読む価値があると思わん?

陰謀論に侵された現代社会には、絶対に必要な視点だと思う。

 

 

関西でいうと島田紳助やしきたかじん、全国でいうとみのもんたあたりからはじまった「わかりやすい」ニュース、教養って、結局は「無数に働く力」を無視して、単純化しているだけで、害悪のほうが大きいと思う。