風邪ひきの間はまったく読書メモもつけられなかったので、ようやく続きが書けるようになりました。
P.189
〈モンゴル民族は今も複数の国に分断されながら暮らしています。モンゴル国で暮らすモンゴル人は推定で約二五〇万人。一方、中国で暮らす「モンゴル族」は五〇〇万人以上いるとみられていますーー〉
上の言葉は、ウランバートルにあるザナバザル美術館の展示の文言らしいのですが、おっさんは大学で東洋史を専攻していたにも関わらず、当然ながらモンゴル国のモンゴル人の方が多数はだと思っていました。
でも実際は内モンゴル自治区を中心として、中国国内で暮らすモンゴル族の方が、モンゴル民族全体としては多数派なんですね。
モンゴル人横綱とか、モンゴル人力士がたくさんいるのに、彼らの属するモンゴル民族が分断されながら暮らしていることすら知らない日本人がたくさんいるんじゃないでしょうかね。
相手のことも理解せず、受け入れている真似をしているようでおっさんは大変恥ずかしくなりました。
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