今年も京都、下鴨神社の古本市に出かけようかと思っていたおっさん。
準備もし、折りたたみ自転車のタイヤに空気も入れたので、さあ出かけようかと思ったのですが、その瞬間、おっさんの体が
「おい、おっさんよ。
おまえ、おっさんなのに去年と同じように、この酷暑の中、
また折りたたみ自転車で 京都から大阪まで帰ってこようとしているけど、
去年より1歳歳をとっていることを忘れんなよ。」
と言ってるのが聞こえた気がして、急遽原付のSolo号で実家に帰ることにしました。
原付に乗ってみたところ、南海上の台風の影響か風がそこそこあり、折りたたみ自転車での京都~大阪走破は行けたような気がしましたが(追い風になるし)、追い風でも向かい風でも横風でも、自転車では風がないに越したことはないので、やっぱり止めてよかったということにしておきたいと思います。
実家に帰り、父の無事も確認できて、幾ばくかのお金も置いてきたので、クーラーを使うように勧めましたが、どうやら父は扇風機2台で過ごすようです。
使えばいいのにな、クーラー。
でも、電気代をおっさんが持つわ、とかいうと余計に意固地になってクーラーを使わないと思うので、本人に任せるしかないのです。
これで帰ればよかったのですが、せっかく堺まで来たのだから、ちょっと大阪の空気も吸っていこうと大阪市内までフラフラと出てきました。
特に大阪で見たいものがあるわけでもなく、おっさんは以前住んでいた玉造のまなさんを拾った公園を見に行きました。
この宰相山公園の石看板(銘板?)のある階段のあたりで親猫とはぐれてゴミ箱のゴミ(小魚?)を食べていたまなさんと出会いました。
ブログを書いている朝もこんな格好でおっさんに接してくれるまなさんと出会えて、近頃本当に幸せを感じます。
でも、近頃シニアになってきたまなさんが、おそらくおっさんよりも先に死んでしまうのだなと思うと、とても悲しく、神様とやらがいるのなら、よほど意地悪な顔をしているに違いないと思います。
午前11時30分ごろに出かけて、帰り着いたのは午後10時。
走行距離は158.7kmでした。
帰り道は初めて国道26号を走ってきました。
堺の実家が旧国道26号に面していることもあり、旧26ばかり走っていたのですが、お盆なので空いていることもあり、なんとか無事に26号線を走り切ることができました。
暗かったのですが、原付の走ることのできないバイパス区間も乗る前に気づくことができ、お巡りさんに捕まらずに済みました。
では、次回も走るか?となれば疑問です。
おっさん、大阪に住んでいるときに知り合いに有名な井出商店のラーメンを食べようと和歌山に連れてこられたことがあるのですが、そのときにその知り合いのサイドミラーと対向車のサイドミラーが激突、粉砕。
そのときに、その知り合いが
「この辺では、これで普通や」と言っていたので、
「ぎょへー、この辺はなんて怖いところなんだ。ありえねー」と思ったのが、岸和田以南の泉南地域。
その泉南地域のどんどん飛ばす二桁国道など怖くて走る勇気が出ません。
それに二桁国道なのに岸和田以南は道が暗く、「国道なのにけもの道か」とおっさんの恐怖心に拍車がかかりました。
やっぱり怖いので、生活道路に化している旧26号線を中心に使いたいと思います。
岸和田のだんじりといい、なにしろ泉南人は気性が荒くて怖い印象なので、腕っぷしに自身のない気弱なおっさんは26を使う気になれません。
昔の知り合いの泉南人の女の子は、「彼氏がケンカに備えて車に金属バットを積んでいる」と当たり前の顔で言ってたもんな。ここは北九州ですか?
それはさておき。
おっさんの好きな麻のシャツなら風をはらんで汗がどんどん乾くので、夏の原付は水分補給にさえ気をつければ快適なので、本当ならもっと出かけたいところですね。
南海フェリーで徳島に行こう!と思っていたのも、実行できていないままですしね。
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