「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

読書メモ「古代日中関係史」の3

 

古代日中関係史-倭の五王から遣唐使以降まで (中公新書 2533)

古代日中関係史-倭の五王から遣唐使以降まで (中公新書 2533)

 

 

 

P.194

排外的ナショナリズムの高まりとともに、唐は滅亡に向かうスピードを速めていく。

 

 

「三武一宗の法難 」のうち、唐の武宗による仏教弾圧のあとの状況を指してこのように書いているのですが、「ナショナリズム」という言葉をここで使っていいもんなんでしょうかね?

 

三武一宗の法難 - Wikipedia

会昌の廃仏 - Wikipedia

 

やっぱり、こういう近代以前の国民国家が成立していない時代のことにナショナリズムという言葉を使うのは適切ではないように思う。

 

 

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