泣きすぎるのでまとめてみないようにしようと言いつつ、「コウノドリ」をもう8話まで見てしまいました。毎回必ず泣くシーンがあり、おっさんの涙腺は崩壊状態です。おっさん、もともと涙もろく、「アルジャーノンに花束を」を読みながら、通学中の電車で泣いたのは、いい思い出です。
おっさんにとっての「アルジャーノン」はオレンジ、ピンクの花束の表紙なんですけどね。
おっさん自身、1か月以上早産で、生まれたとき1,800gしかなくて、おまけに生まれた時に泣かなかったらしく、医師に発育を危ぶまれたらしいのですが、ドラマの中では500gの赤ちゃんがとりあげられていて、医学の発達に隔世の感をいだきます(ちなみにおっさんは1970年代初めに生まれています)。
8話では「口唇口蓋裂」がとりあげられていました。
おっさんの従姉妹の子ども、だから「またいとこ」の一人が口唇口蓋裂だったので、なんだかお母さんの悩みがとても切実に感じられました。
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/keisei/about/disease/koushin.html
従姉妹自身は、比較的冷静に受け入れていたようですが、従姉妹の母(つまりおっさんから見て伯母)が原因をあれこれと考えてしまったようで、あちこちの占い師のもとに出入りしたりして、「先祖の行いが悪かった」とか「苦しんでいる先祖がいる」とか言ってましたね。
1980年代だったし、今みたいにきれいに手術で直せない時代だったのかもしれないですが、当時でも手術で再建しつつ生活していて、おっさんから見たら「ふみちゃん(またいとこの名前)、普通なのにな」と思ったのを覚えています。
でも、まあ伯母から見たら、ふみちゃんは女の子だし、顔に少しでも傷があることで「不幸が近づいたら」と思ったら、気が気じゃなかったんでしょうね。
まあ、おっさんの母親の借金が原因で、その伯母一家ともすっかり疎遠で、ふみちゃんがいまどうしているのか、おっさんは知らないんですけどね。ふみちゃんなりに幸せに暮らしてくれているといいんですけど。