今日は朝から頭痛がひどいおっさんです。
銀英伝は2巻へ。
リップシュタット戦役での貴族連合とラインハルト陣営の戦いが主題です。リップシュタット盟約の盟主、ブラウンシュヴァイク公爵とその幕僚とのやり取りは袁紹とその幕僚のやり取りを思わせますね。
ラインハルトのモデルが曹操だから、それの対抗馬のモデルが袁紹というのは、まあ妥当なんでしょうね。
あとは、巻末でラインハルトの分身、ジークフリート・キルヒアイスが死んでしまいます。著者は「ジークフリート・キルヒアイスは早く殺しすぎた。ラインハルトの分身たるキルヒアイスは、ラインハルトの絶頂にこそ殺すべきだった。」と後悔しているらしいです。
しかし、キルヒアイスが死んで、すぐにラインハルトの転落が始まってしまうと、「はて?ではラインハルトは一人で立てない人物だったのではあるまいか?」とラインハルトの価値が下がってしまうような気がするので、多少は早いもののキルヒアイスが死ぬ時期はここで妥当だったような気もします。
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2024年2月21日:語句追加