「読書量を増やすための読書記録」がなかなかまとまらないために書けずにいる本が数冊あるので、そうならないように、読書メモをつけて、その読書メモを過去記事貼り付けでカード式に並べればいいのじゃないかと思ったため、試しにやってみることに。
P.98 禅の南宗、北宗
「南宗は頓悟、北宗は漸悟」というのは、京極夏彦の「鉄鼠の檻」で終盤の説明としてでてきた覚えがある。
おっさんは実家が曹洞宗なので、禅には以前から興味があったのですが、「鉄鼠の檻」を読んでしばらくは永平寺で修行しようかななんて思っていたことを思い出します。
「将軍臨済、百姓曹洞」という言葉も、「鉄鼠の檻」で覚えたのではなかったか?おっさんの実家は、長崎の片田舎の百姓なので、妙に納得したのを覚えています。
「臨済将軍曹洞士民」といわれるように、臨済宗が時の中央の武家政権に支持され、政治・文化の場面で重んじられたのに対し、曹洞宗は地方武家、豪族、下級武士、一般民衆に広まった。 曹洞宗の宗紋は久我山竜胆紋(久我竜胆紋・久我竜胆車紋)と五七桐紋である。
おっさんが育った堺には、南宗寺というお寺があるのですが、どうもこの「南宗」とは関係がないようです。
全く関係のない話ですが、おっさんの夭逝した従兄弟の一人が、南宗寺の塔頭にお墓があり、そこで眠っています。