今年も夜勤明け、京都、岡崎のみやこめっせで行われている古本市に行ってきました。
春の古書大即売会、明日5/5は、最終日16時までの営業です。: 京都古書研究会ブログ
今年はなにか買ったのか?と問われると、今年もなにも買いませんでした。
でも、去年よりは真剣に棚を見たかな。
一応、検討したのは次のような本。
安いものがあれば、買おうかなと思ったのですが、なかったので購入を見送る。
これも安いものがあれば買おうと思ったのですが、おっさん、「神皇正統記」は持っているので、かなり安くないと食指が動かないかも。
あとは、日本の仏教思想の入門書で良さそうなものがあれば購入しようかと思っていたのですが、適当なものが見つかりませんでした。
他に見たのは、ゴーギャンの画集。
最近、歳を重ねてきたおっさん、老境の入り口を迎えて、「わたしはどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか」と、とても考えます。
我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか - Wikipedia
Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going? | Museum of Fine Arts, Boston
浄土思想にすがった平安貴族たちもこんな心境だったのだろうか、と想像してみたりします。
なんだか嫌な傷み方だったり、値段が合わなかったりして、こちらも購入せず。
そんなわけでなにも買いませんでした。
ゴーギャン関連で、「月と六ペンス」を電車で再読しつつ京都に行こうと思っていたのに持っていくのを忘れました。

- 作者: サマセットモーム,William Somerset Maugham,金原瑞人
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: 文庫
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おお、「月と六ペンス」の新潮版はいまこんな装丁なのね。訳者が変わったんだね。もうちょっと本を読まないとなあ。
ご飯は友人が目星をつけてくれていた激並びのうどん店をスルーして、中華料理の「龍門」へ。
【グルメ】京都で気軽に中華を食べるなら「龍門」の名前を憶えておくといいと思う - Tabi-Travel / 先立つものは旅
京都の街を歩きつつ、おっさんの知っている頃の京都とはだんだん様変わりしていっているので、少し寂しい気持ちになるのでした。
シナモンクリームティーはカフェルッカという六角通に面したお店で飲みました。
せっせと写真にとってはSNSのアップする四人中二人と、SNSに興味のない二人。
「インターネット空間なぞという愚民のための劣悪情報空間にプライベートな時間を使ってせっせとプライバシーな要素を無料でアップロードするとは馬鹿者め」と蔑まれつつ、おっさんはせっせとブログを書くのです。
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