Amazonのプライムビデオで「ニュー・シネマ・パラダイス」を見ました。
2年前にGyaO!で無料公開されているときも見ているので、今回でたぶん3回目の鑑賞です。
トトの父親もロシアから帰ってこなかったという描写があるのですが、これはやはり「ひまわり」を意識しているのかな。
マルチェロ・マストロヤンニが演じるアントニオ(だったはず)が懲罰的に送られた戦線がロシア戦線で、ウクライナだったかベラルーシだったかに、ソフィア・ローレン演じるジョアンニ(だっかかな)が探しに行くんだよな。
しかし、おっさんも年を取ってきたせいか、トトに感情移入するよりもアルフレードがトトを励ます、
「もうお前とは話さない。お前の噂が聞きたい」
という厳しいけど温かい叱咤が心にしみて、おっさんもかくありたいと思いました。
イタリア映画とかスペイン映画、いいよな。
ちなみにイタリアの有名な撮影所、チネチッタはイタリアを戦争に導いた独裁者、ムッソリーニが都市計画のもとに建設したものだというのが、歴史の皮肉なところですね。
たしか、この本にその辺りのことが書いてあったはず(いま手元にないので)。
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