Amazonプライムビデオで「007 消されたライセンス」を観ました。
消されたライセンス(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2012/11/23
- メディア: DVD
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この作品で何度も「007」シリーズに登場しているCIAのフィリックス・ライターが、
麻薬組織の首領サンチェスの報復でサメに足を食いちぎられるのですが、
「007」のシリーズでは、サメを飼育してその水槽の中に人を落として、
食い殺させる悪役がやたらと多いです。
英語圏ではサメに何か性的な隠喩があるのでしょうか?
麻薬組織という大きな組織を「007」単独で壊滅させていく様子は、
快感といえば快感なのですが、
フィリックスの復讐という個人的な感情に従っているものなので、
従来の「007」シリーズみたいなクールさがないような気がします。
元々本作の悪役は「東南アジアの麻薬王」という設定だったが、1989年6月に中華人民共和国で起きた天安門事件の影響で撮影が困難になったため舞台が中南米に変更された。作品とあまり関係のない忍者や香港の麻薬取締官が登場するのはその名残による。
香港の麻薬捜査官を犠牲にしてしまうという失敗も犯し、あまり冴えないジェームズ・ボンドの役どころに加え、なんだか意味不明の香港の麻薬捜査官の配下の忍者も登場しまとまりのない感じ。
ただ、興業成績が失敗だったほど失敗作だったかといえば、まあそれほどでもない、むしろ普通のアクション映画としてみれば、そこそこ楽しめるのではないかと思います。
ボンド・ガールはパメラ・ブービエ役のキャリー・ローウェル(写真上)と、
ルペ・ラモーラ役のタリサ・ソト(写真下)。
きれいなパメラとかわいいルペって感じです。