「未来少年コナン」良かった!!
40年ぐらい前の作品なので、当たり前ながら絵が美麗なわけじゃないけど、
そんなこと関係なしにグイグイ引きこまれます。
「あっ、いまのポーズ、ナウシカと同じだぞ」とか
「いまのカット、ラピュタで同じようなカットがあったぞ」とか、
うれしい発見もあったりして、
Amazonプライム会員である間は何度でも見られるので、
また見ることになると思います。
「スパイ大作戦」ファンからは評価が高くないらしい「MI」のシリーズですが、
おっさんは「007」のアメリカ版、トム・クルーズ編と思ってみているので、
さして不満はありません。
「MI」のファンからすら見放されている「MI2」。
「ジョン・ウー、過ぎて嫌」とか言われてかわいそうな「MI2」ですが、
おっさんはもちろん楽しく見ました。
「MI2」と対照的に「本来のスパイ大作戦の路線に回帰しようとしている」と評価されている「MI3」ですが、おっさんはデイヴィアンがあっさりと死んじゃって、「なんじゃこりゃ!!」と思った作品。
というかイーサン・ハントって、自身と関わり合いになった外見偏差値60以上の女とは全部肉体関係を持っているのではないか?と、スパイとしての資質にすごく疑問を感じます(まあ、ジェームズ・ボンドもそうなんですけど)。
「MI」シリーズでハリウッド的なものはお腹いっぱいになったので、
おもいっきりコテコテの日本映画を見てみた。
おっさんは任侠ものはもひとつ乗らないので、戦争物に。
「坂の上の雲」では、これ以上ないぐらいの愚将に描かれているらしい乃木希典ですが、本当のところどうなんだろうか?
「○○ならもっとうまくやった」というのは、結局のところ確認のしようがないからなあ。ちなみにおっさんは「坂の上の雲」は未読です。
司馬遼太郎の本については「経営者必読」なんて書かれることが多いですが、みんなが読んでいる本を読んで「学んだ、学んだ」と思っている経営者なんて「ろくなもんじゃねえだろ」と、おっさんは思っています。
「俺も龍馬さんみたいになる」と書かれた瓦が置いてあるのを見て、
「きっとこいつは坂本龍馬みたいにはならないよな」と、
なんだか憑き物が落ちたみたいに、嫌になったんですよね、
維新の傑物に学んだり、戦国の英雄をなぞったりするのが。
うまく言葉にならないんですけど。
「自分が絶対に歴史上の英雄になんかなれない」
「むしろ、落語の八っつぁん、熊さんに近いんだ」とはっきりわかってから、
あまり三国志も読まなくなったし。
おっさんは戦乱の時代では真っ先に死ぬタイプの人間だと、自分ではっきりわかっているので、今の時代に生まれてよかったなと思っています。