先日書店にて、
『戦艦「大和」と「武蔵」史上最強の秘密』というムック本を見かけた。
「日本の技術力が生んだ不沈艦」
と表紙にデカデカと書いてあるのですが、大和も武蔵も沈んでるやん。
意味がわからんわ。
戦艦同士の主砲の撃ち合いで沈まないと沈んだことにならないんだろうか。
日本人の大和に寄せる愛着って、なんなんだろう。
巨費を投じて優れたハードを作っても、
運用する人間が愚かならいともたやすく失うということで、
反面教師にするならともかく、
「ビスマルクとでもアイオワとでも正面切って撃ち合ったら負けなかった」とか、
アホみたいな前提の談義が多いように感じる。
戦艦が同士が一対一で正面から出会うような海戦なんて、ありえないだろ。
ありえない前提で、空想上で戦わせてもしょうがないと思うけどな。
それが「ロマン」なのかねえ。