昨夜、おっさんの症状を心配してくれた弟が部屋を訪ねてくれる。
二か月ほど前に弟が来た時には、体を触らせるぐらいの落ちつき様で、
まなさんがこの部屋に来て数日後に訪れた弟の匂いか何かを覚えているのかなと、
思っていたのですが、きのうは警戒して、一度は「フー!」と威嚇していました。
きのうは、もともと午後から機嫌が悪かった。
遊んでもダメ、気分転換に爪を切ってもダメ、
いつもは大喜びの歯磨きペーストを舐めてもダメだった。
もともと月曜日に友だちが来た際にもひどく警戒して、
「フー!」と威嚇していたので、その時の警戒心が残っていたのかもしれない。
弟は新しいおもちゃまで買ってきて、じゃらしてくれたのに、
まなさんはジーと弟のおもちゃを動かす手元を見つめてあまり反応がなかった。
普段のご飯を欲しがる様子からすると、
弟のご飯による懐柔にはあっさりのるかと思っていたのですが、
匂いを嗅いで、ひどく美味しそうな顔はしたものの、
警戒して?我慢して?手をつけなかったのには感心させられた。
ちくわを餌に野良猫だったまなさんをあっさり捕獲したため、
まなさんは食欲に忠実な猫と思いこんでいたけれど、
歳を経て、意外に賢くなっているんだな、まなさん。
この調子なら、野良猫として成長しても案外うまくやっていたのかもしれないな、
まなさん。
やいやい、おっさん。あたしを大事にしないと、外で自活するぞ。 byまな