今日の午前中、雨降りで少し肌寒いので、まなさんのためという名目でホットカーペットと電気毛布を出してきたおっさん。
ホットカーペットを出すと、なにかわかっていないはずなのに、まなさんが丸まっていた猫ベッドの中からやってきて、お腹を見せてくれました。
猫の目にはサーモセンサーでも付いているのだろうか?
まなさんをなでつつ、なぜか久しぶりで講談でも聞こうと思い、YouTubeで検索して出てきた「中村仲蔵」を見ると、なぜか涙が出てきました。
【講談】神田伯山「中村仲蔵」in 浅草演芸ホール(2020年2月21日口演)
おっさんの父親もそうだったけど、歳をとってくると涙もろくなってくるものなんだろうか?
中村仲蔵が工夫して演じた斧定九郎(おのさだくろう)の演技、けられた(うけなかった)と思ってがっかりしている仲蔵の芝居を、芝居好きのおじさんがが褒める場面で、「隣の客がつばきを飲みこむ音をうるせえ」と思った、「俺が死んだあともあいつの演技をお前が見守ってくれ」と語る場面で、ほろーと泣いてしまいました。
本当は軍記物系の勇ましい講談でも聞こうかと思っていたのですが、聞いてよかったな。