たったの4冊なのでまとめ買いかどうかは微妙なのですが、おすすめに上がってきたマキャベリの「ローマ史」論が安かったので、ポチるついでに数日前から値下げ表示が出ていた、欲しい物リスト内のKindle本を買ってしまいました。
Kindle本は所有する喜びがないので、おっさん的にはいまいちなんですが、これだけの本を3,000円未満で買えるというのは、やはりお得感ありますよね。
次に日本学術会議任命拒否問題渦中の人、宇野重規氏の「トクヴィル」を紙の書籍で買おうと思っているので、まず『「社会」の誕生』から読もうかな。
おっさん、6人の中では加藤陽子氏の本をたぶん2冊ほど読んだことがある程度なんですが、現在手元にある『それでも日本人は「戦争」を選んだ』はとても良い本でした。
「左翼」なんてレッテルを貼っている論者も見かけますが、松岡洋右を高く評価する「左翼」なんていますかね?
P.359~360
(前略)どうも私は松岡に甘い、と日頃教えている学生にもよくいわれますが、これだけの文章を、連盟脱退かどうかという国家の危機のときに、外相に書けるというのは立派なことだと思います。
共産圏じゃあるまいし、国家に逆らうやつは「思想統一」の邪魔になるとでも言うのでしょうか?なんのかんのといいながら、今の自民党政権は中国共産党や朝鮮労働党、旧ソ連のような思想の表明に自由のない状態を目指しているんですかね?
本当に「自由」「民主」党という党名に恥じない党なのか、いま一度自問なさったほうがいいように思われます。