「置きパンツ」
その甘美なる響き。
先日、職場で入浴介助の後に履き替える下着を持参するのを忘れたので、百均のパンツを万が一のために置いておこうというそれだけの話です。
それというのも、先日は替えのパンツがないので、職場のリハパン(↓のようなもの)を一枚借りて履きました。
入浴介助後で、湿気がお尻に残っていたのか、蒸れてかゆかったので、職場で「尻、かゆい」というおっさんの発した語に、とある看護師が、
「デリカシーないわ」
「デリカシーがないから結婚でけへんねん」
と、とても心ある言葉をかけていただいたので、「もう二度と職場のリハパンなんか借りてたまるか」ということで置きパンツすることにしました。
デリカシーのない人間に「デリカシーがないから結婚でけへんねん」と告げるのは、デリカシーがある人間のすることなんですかね?
そもそもこの発言の裏には、
『結婚している私は、結婚していないお前より上 』という優越感が明らかに存在しますよね。
おっさん的には「なにがデリカシーじゃ、ぼけ」という気分です。
自分の優越感を「デリカシー」という言葉にくるんで発散するなんて、醜悪な笑い話でしかないわと感じます。