職場の先輩が娘さんが韓国と中国に行ってきて、お土産に中国のお茶を持って帰ってきたけど、飲まないので飲む?と言ってくれたので、もらって帰ってきました。
おっさんは以前はTwiningsの「プリンス・オブ・ウェールズ」(中国のキーマン紅茶をメインとしたブレンド)が一番好きな紅茶だったので、喜んで頂いてきました。
で、最初に飲んだのが「金駿眉」。
裏面に抽出時間「1~10S」、つまり1~10秒と書いてあるのですが、「そんな馬鹿な紅茶があるかよ」とおっさんの紅茶の常識が否定するので、通常の紅茶の目安通り3分で抽出することに決定したあとで、袋を開けると、
なに、このゴールデンチップスの量!
重さはバッチャン焼きの皿に載せて測ったところ5gでした。
まず、1煎目。
あー、やばい。すごい美味しいわ。
ゴールデンチップスが多いから抽出は短めでも良かったのに、予定通り3分でやってしまった。でも、すごい美味しい。
自分でネパール旅行から持って帰ってきたイラム紅茶のファーストフラッシュ以来の衝撃やわ。
「金駿眉」茶は2005年から作っている新しいお茶のようですね。
上のリンクによると
もともとこの地域は紅茶発祥の地とされ、正山小種(ラプサンスーチョン)の産地でした。
とのこと。
正山小種はおっさんみたいな知識のない紅茶好きでも知っている紅茶ですが、フレーバーがとても強いと、同じく紅茶好きの友人から聞かされたことがあり、ストレートティー好きで、あまりフレーバードティーが好きではないおっさんは飲んだことはありませんでした。
いやー、しかし発展してこんなに美味しい紅茶になるということは、正山小種ももしかしてすごい美味しいのかな?今度飲んでみよう。
2煎目。
今度は4分抽出で。
2煎目でも、鼻の奥で香りがフアンフアンと舞います。ああ、すごい美味しい。
昔、布目潮渢先生の「中国名茶紀行」(だったと思う)で、雲南の紅茶が7煎も8煎もでるという記事を読んだような気がするのだが、この香りの良さで2煎目がこのうまさとは、やばすぎるな、「金駿眉」。