おっさんの知り合いにも「高校野球は純粋やからいい」とかって人がいるのですが、おっさんは高校野球が嫌いです。
「電話じゃ埒(らち)があかない。今から学校に行くから」と押しかける予告もあり、学校側は大船渡警察署に周辺パトロールの強化も要請した。
お前は阪神ファンか。
おっさんが阪神ファンであることを嫌だなと思い始めたのは、まるで監督以上に偉いかのような自称ファンの選手やスタッフの品評。居酒屋には監督以上のファンが溢れかえります。
それと似通った「俺の意見は正しいねん」的馬鹿らしさよ。
地元の50代女性は「監督が悪い。佐々木は若いから投げさせるべきだった」
大体、いまの日本は若いときの苦労が報われるような国ですかね?
体を壊してもなんの保証もない。
優れた選手だからこそ悔悟の日々を送らせるのではなく、将来に才能を花開かせるべきではないですかね?
「わたしも苦労したから、お前も苦労しろ」みたいな誰も得しない連鎖は、はっきり言ってうっとうしいとしか言いようがないですよね。
そもそもアマチュアスポーツをやっている若い選手たちが、勝利至上主義に陥るならともかく、その周りを囲む「純粋が好き」な自称ファンたち(いい大人)が勝利至上主義であるなんて、見苦しいとしか言いようがないですよね。
体育じゃなくてスポーツなんでしょ?これ。
労働じゃなくてスポーツなんでしょ?これ。
虐待じゃなくてスポーツなんでしょ?これ。
吉本の芸人が「将来大きくなるために薄給に苦しんでもいい」みたいな「苦労は買ってでもしろ」って考え方に(理知的な)合理性ってあるんですかね?単なる心情でしょ。
心情に流されるようなことばっかりやってるから、大きく言えば日本はダメな国になったんじゃないんですかね。