「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

おっさん、片岡義男の本を電子書籍で初めて読む

先日、AmazonKindleストアを見ていると、片岡義男の「珈琲が呼ぶ」という電子書籍が安くで売られていました。

 

 

珈琲が呼ぶ

珈琲が呼ぶ

 

 

 

おっさん、片岡義男という作家がいるのは知ってますが、彼の書いた本を読んだことがなかったのと、飲み物好きとしてはコーヒーについて語っているなら読んでみようかという気分で、購入してみました。

 

 

非モテ系の世のスネマインドを持っているおっさんが、片岡義男のような「僕」「彼女」「彼」みたいな清明な(しかも男女の交際を前提もしくは当然としているような)雰囲気の小説を、若い時分に手にとるはずもなく、全然読んでこなかったのです。

 

 

おっさんの中では片岡義男わたせせいぞうは、同じような世界観が感じられ、忌避して生きてきたのですが、検索したところ片岡義男わたせせいぞうに近しい世界観を感じる人は他にもいらっしゃるようで安心しました(他の方はおっさんのように忌避されていたわけではなく、世界観の共通性は認めつつ懐かしんでおられます、念のため)。

 

 

片岡義男と大瀧詠一とわたせせいぞう - WoodSound~日綴記

「片岡義男」と「わたせせいぞう」: Nicky Mouth(お口の日記?)

片岡義男の物語的な生活、わたせせいぞう時には鈴木英人的な風景: Neutral 〜ニュートラル

半世紀少女 : 山下達郎と片岡義男とわたせせいぞう - livedoor Blog(ブログ)

片岡義男的世界は・・・・どこへ・・・♪あぜ丸的読書遍歴・・・ あぜ丸のMusic&Life♪♪/ウェブリブログ

 

 

そのエッセーの中で、フランク・アイフィールドの「Lovesick blues」という曲が出てきたので、YouTubeで検索すると出てきました。

 

 


Frank ifield ~ Lovesick Blues (1962)

 

 

以前、村上春樹について書いたときも同じように書いたと思うけれども、文中に出てきた知らない歌手、曲について知りたいときは、本当にYouTubeは便利だなあと感じます。

 

 

ちなみに片岡義男のエッセーは、意外に感傷的な感じがします。もっと男っぽいサラッとした文章かと思っていたので。ただ、これは片岡義男が年齢を重ねて(つまりは歳をとって)そうなってきたのかもしれず、昔(バブル期以前)の作品はおっさんの印象通りサラッとした男っぽい作品なのかもしれません。