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初期の鎌倉幕府が強い影響力を及ぼすことができたのは東国の限られたエリアだけでした。(略)この時代に一つの強いまとまりとして見られていたのは、駿河国、伊豆国、相模国、武蔵国の四か国でした。
実は中公新書の「承久の乱」はもう読み終えているので、もう少し知識をつけたいなと思い、文春新書の「承久の乱」も購入してみました。
戦国時代の北条、今川の国境とか、関東に入ったあとの徳川氏の境界のイメージのせいで、東国というと関八州のイメージが強いですが、東国の概念すら昔と今では違うというのはかなり驚かされました。