最初にぶちまけてしまいますが、2作とも駄作です。
これは完全にSF。
驚異のテクノロジーを積んだ単独艦が「寡をもって衆を撃つ」のですが、まるで宇宙戦艦ヤマトのようですね。
なぜ、こんな驚異のテクノロジーをわざわざドイツが日本に技術供与しないといけないのでしょうか?
わけがわからんぜ。
見ている途中で集中力が切れたので、正直、適当に視聴しました。
西宮元駐米大使とやらが和平工作のためにマニラに行くらしいのですが、1945年の8月にどうやってマニラに行くんでしょう?アメリカが「Welcome Mr.Nishinomiya」と胴体に書いたB-29でも迎えによこすんでしょうか?
伊501(やったっけ?)の中で朝倉大佐(やったっけ?)派が艦を掌握するためにクーデターを起こすのですが、
「我々は南方にいました。飢餓、ジャングル。そこを朝倉大佐が救ってくれました」
とクーデター派が言うのですが、あんたら海軍やろ。それ陸軍ちゃうんかい。それか海軍陸戦隊かい。それにしても海軍陸戦隊がまとめて潜水艦乗りになるんかい。
それと魚雷。
魚雷が当たった艦が粉々に切り裂かれてしまうのですが、魚雷って当たって爆発して相手艦を浸水によって撃沈する兵器じゃないの?そんな艦首から艦尾まで突き抜けるような兵器じゃないと思うんですけどね。
もうね。見たことを後悔しました。
次に「信長協奏曲」。
これ、どういうファン層の要望で映画になったんですかね?
もともとはドラマだったのは知っているんですけど、そんなに名作だったわけですか?それが映画としては駄作に堕ちたということなのかな?
まあ、もう途中はいいです。許します。
「(戦国武将たちが天下統一によって)平和を求める心が今の日本に続いているんだ」みたいなエンディングに「はぁ?」って感じです。間にある400年ばかりの時間はどこにいったの?
おっさんのこの映画は駄作だという熱い想いも、2418年の日本人に400年の時を超えて届くと良いな(いらんけど)。