「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

夜勤をするメリット

おっさんの仕事先、5人で夜勤をこなしているのですが、そのうちの一人が仕事を辞めるそうです。

 

 

そのあたりは個人の選択なのでもちろんなんとも言えないのですが、正直、おっさんの職場は夜勤をやるメリットが全くないんですよね。

 

 

昼の勤務だけを行っている人は、連休が月に3回程度はあるのに、夜勤をしている人は連休は公休もしくは連休を使って自分で設定しないとありません。

 

 

もともとは6人で夜勤をしていたので、3連休を取ることもできたのにいまは連休が精一杯です。

 

 

上司に改善を要求しても、「夜勤を始めるときに労働条件に同意しているだろ?」と言われるらしいです(おっさんは直接言ったことがないので)。

 

 

そういう「契約」を前提の話で詰めてくるなら、「では、夜勤の体制を5人にするときに「契約」を結び直しましたか?」とこっちから詰めてみても良いのですが、都合が悪くなると笑い飛ばす上司らしいので、おっさんも本気で詰めるときだけ真顔で詰めようと思っています。

 

 

というか、入所者に対しては「人間らしい」生活を遅らせることに腐心している風を取っておられるようですが、従業員に対しては「人間らしい」生活を送らせようと思わないんですかね?

 

 

少なくとも従業員間で公正な取り扱いに努める気はないんでしょうか?

入所者は「人間」だけど、従業員は「パーツ」なんですかね?

なんだか、従業員が心のある人間だと思っていないような気すらするんですよね。従業員を人間としてきちんと扱えない人が、入所者をきちんと人として扱えるものなんでしょうか?

 

 

おっさん、そのあたりをいつも疑問に思います。

福祉系って、そういうの多いですよね。

 

 

以前、違う仕事を自営でしていたときにたまたま参加していた街づくり協議会でも参加者の障害者系の施設の経営者が、「障害者福祉にたずさわろうという人は、2年間無給でも良いという心がけでないといけない」とか言ってました。

 

 

聞いていたこっちは、「2年間無給って、何を食えば良いの?」と思いましたが、きっとその経営者は良いことを言ってるつもりなんですよね。

 

 

この「みんなで貧乏になろう」「つらいことをしよう」的な発想、すごいですよね。

 

 

大阪の老人系の福祉の仕事をしていたときも、おっさんパワハラを先輩職員から受けていたのですが、リーダーは見て見ぬふりどころか、他の授業員がいないときはそのリーダー自身もパワハラしまくりでした。

 

 

その先輩職員は入所者さんにもパワハラしまくり(あれって言語による虐待の域だと思いますけど)で、そのくせ、その入所者さんが亡くなったときにはご家族さんに対して、「わたしたち、誠心誠意務めていました」と自分で口に出して報告していて、おっさんは呆気にとられて、びっくりしました。

 

 

というか、同僚に対してすらパワハラする人間が、弱い立場の入所者さんにパワハラ(もしくは虐待)しないわけないですよね。

 

 

夜勤のことからだいぶ話が飛びましたが、想像力がないですよね。

福祉業界自体がジリ貧な感じだから想像力を持つ余裕がないのかな?でも、それを言い出したら日本社会全体がそうなのかもな?「貧すれば鈍す」ってホントなんだなあと、おっさん近頃よく思います。

 

 

13時02分:字句修正