といっても、濡らしたのはおっさんのパンツでもなく、女の子のパンツの中でもなく、風呂に持ちこんだ本。
数あるおっさんの悪癖の中で、たぶんいちばん治りそうにないのが、この風呂に本を持ちこむ習慣。
以前は、隅をちょこっと濡らしただけでも腹が立ち、「くそ、おんなじ本もう一冊買ったろか」とか「もうこの本、捨てよう」とか思ったのですが、歳を取りおおらかになってきた(適当になってきた?)のか、「まぁ、いいか」という感じです。
本を汚すことに抵抗がなくなってきました。
本に線を引くこともすごく嫌だったのですが、いまはできるようになりました。きれいに残しておいても、おっさんの本を引き継いで誰かが読んでくれるわけではないですからね。
そもそも、昔は「何度も読み返すからきれいに取っておこう」と思ったのですが、実際のところ何度も読み返す本は限られているんですよね。