女王陛下の007(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2012/11/23
- メディア: DVD
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スペクターの首領のブロフェルドがブルーシャン伯爵?とかいう爵位につきたいと言っていてなんだか幻滅。ナポレオンが皇帝になったと知った時のベートーヴェンもこんな気持ちだったのだろうか。いや、絶対違うだろ。
ジョージ・レーゼンビーの演じるジェームズ・ボンドは、これ一作きりのようですが、おっさんの個人的な印象としては、とてもマッチしているように思うんですけどねえ。
メインのボンド・ガールはダイアナ・リグ。
勝ち気ながらもやや心が不安定なトレーシーをダイアナ・リグが好演していると思います。最後にトレーシーが、ブロフェルドに殺められるシーンはとても悲しかったです。
全体的に高いレベルでまとまった、とても良い作品だと思います。
ジェームズ・ボンドを演じる俳優が、ショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーに交代することで愛する人を得、家庭を持とうとしたが悲劇に終わる。このことで今後のシリーズに陰影のある大人の雰囲気をもたせる余地ができたことで、シリーズ的には重要な一作といえるのではないでしょうか?
(まだ次の作品を見ていないので、本当に重要作かどうかわからないのですけれどもね)