まず、「銀河鉄道999」。
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: Blu-ray
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おっさん、この映画は堺東のマクドナルドの上にあった映画館で公開時に観ました。
映画館の前で母、弟と看板を見上げていると、
「チケット持ってるんですけど、観ないのであげます」と若いカップルが言ってくれたので、家族三人(もしかしたらおっさんと弟だけ?)で観ました。
エンディングのゴダイゴの歌も「journey」の意味も知らずに、「ジャニ、ジャニ」と歌いました。
当時の記憶としては、ハーロックもエメラルダスも出てきてお得な映画、
でも、なんで出てきたのかよくわからんという記憶だった(オイ!)のですが、
見返してみると、当然ながらストーリー的に意味があって出てきています。
メーテルの父がペンダントの中に魂を閉じこめていたり、トチローの魂がアルカディア号の頭脳になったりで、魂(精神)をわりに簡単にデジタル化、データ化できると考えているところが、興味深いなと思いました。
次に「グラディエーター」。
ローマ五賢帝の最後、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の信頼を得るマキシマス将軍が、皇帝の後継をめぐる政局に巻きこまれ、妻と子を殺され、自身も奴隷の身に落ちるが、剣闘士として活躍し、マルクス・アウレリウスの不肖の子?のコンモドゥスを殺して、自分も死ぬという物語。
史実とは大きく異なるものの、史実に基づかない時代劇が好きな日本人には非常にとっつきやすい冒険活劇のように思われる。
実家にまだあるかな、「ローマ五賢帝」。
おっさんは意外にローマ好きで、こんなのも持ってたな。
「徴税請負人」という存在が、とても興味深くて面白かったです。
最後に「男たちの大和」。
この映画を見るのは2回目か3回目なんですが、いつも思うのは英才揃いのはずの軍参謀の立てた作戦が無茶苦茶で結果として、この坊ノ岬沖海戦の日米の戦死者が日本3700名なのに対してアメリカは12名であること。
もう、まともな戦闘と呼べるレベルじゃないですよね。
人命だけでも貴重な犠牲ですが、大和の建造費は当時の国家予算の4.2%相当だったらしいので、現代に換算するとリニア建設費に匹敵するだけの巨額を投じて建造した艦を、まともな戦果を見こめない作戦に投入していることに怒りを覚えます。
昭和天皇の「海軍にはもう動かせる軍艦はないのか?」というご下問に対して、海軍が立てた作戦と言われたりもしますが、結局無謀かつ無能な作戦立案の責任を天皇に押し付けているだけのような気がします。
アメリカは極東の貧乏国が作った巨大戦艦をどんな気持ちで眺め、そして沈めたのかなと思ったりします。