「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

「定吉七は丁稚の番号」読了

昔々、おっさんがまだ中学生の頃に友だちに勧められて読んだ、

「定吉七は丁稚の番号」を先月末の少し残ったお金でKindleで購入。

読み返してみた。

 

 

定吉七は丁稚の番号 定吉七番シリーズ (講談社文庫)

定吉七は丁稚の番号 定吉七番シリーズ (講談社文庫)

 

 

 

ほんとうに懐かしいなあとしか言いようがない。

 

もともとは中学の頃の同級生から借りて読んだのだが、

その面白さにハマり、自分でもこの定吉七番シリーズを買って読むようになった。

 

角川文庫から当時は出版されていて、表紙は定吉七番のイラストだったように思う。

背表紙の赤色が懐かしい。

 

ああ、これこれ。

  

 

 

おっさんに定吉七番シリーズを教えてくれた彼からは、ゲームブックの「ソーサリー」シリーズも借りた覚えがある。

 

 

魔法使いの丘?ソーサリー (1)

魔法使いの丘?ソーサリー (1)

 

 

 

この定吉七番シリーズとソーサリー、どちらを借りたのが先だったかなあ?

 

ソーサリーのシリーズはかなり興奮して読み進んだようで、貸してくれている友達から、

 

「おっさん(その当時はおっさんではなかったけれど)君に貸すのはいいけど、手汗でカバーが傷むからもう一枚カバーをかけて読んでほしい」

 

と言われたことを覚えている。

 

 

他に借りたのは「翔んでる警視」のシリーズ。

 

新・翔んでる警視 (1) (広済堂ブルーブックス)

新・翔んでる警視 (1) (広済堂ブルーブックス)

 

 

 

この「定吉七番」シリーズは、たまーーーに読み返したくなることがあったので、

Kindleで見つけて、すごくうれしかった。

 

この話に描かれているように、この当時は関東系の企業とか関西系の企業なんて区別がまだ残っていた。

 

日本橋は上新とニノミヤばっかりだったし、おっさんの地元の堺にイトーヨーカ堂が関西の二店舗目として開店したのも、この年(1985年)か翌年のことだ。

 

おっさんは残念ながら、この本を楽しむために必要なジェームス・ボンド成分が少ないので、本当の面白みがわかっていないと思うのだが、余裕のあるときにボツボツとKindleでこのシリーズを買い戻そうかなと思っている。