「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

「英国王のスピーチ」再見

Gyaoで無料で見られた「英国王のスピーチ」、一度見たのですが、無料中に再度見てみました。

 

 

GyaO!にて「英国王のスピーチ」無料公開中 - 「まなさんと一緒」の日々

 

 

途中でプラモデルとして出てきた「カーチス複葉機」が何という型なのか見定めたかったのですが、全然知識がないために見定められませんでした。

 

 

ジョージ6世自身の戴冠式の録画映像(ニュース映画)を家族と楽しむシーンで、戴冠式の映像の後にヒトラーの演説映像が流れるのですが、そのシーンは、「ヒトラー演説」によると、1933年2月10日首相就任11日後のヒトラーの演説で、「自らの仕事で、自らの勤勉さで、自らの決意で、自らの反骨心で、自らの執拗さで高く導き上げるならば」という箇所だということです。

 

 

ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書)

ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書)

 

 

 

前回図書館で借りた「スターリン」からの連想で安易に借りたのですが、思わぬところで「英国王のスピーチ」ともつながっておりうれしかったです。

 

 

もう少し「ヒトラー演説」から続けると、演説の名人のイメージが強いヒトラーですが、スタジオ内でマイクだけを眼前において演説することがヒトラーも苦手だったらしく、「マイクの前で孤独に演説原稿を読み上げるのではなく、多くの聴衆を前にしてヒトラーが直接語りかける演説会場からラジオ中継」する方法に改めたとのこと。

 

 

今のテレビもインターネットもある状態からはぴんとこないですが、ラジオは誕生からそう時間の経っていない新しいメディアだったので、ヒトラージョージ6世の緊張やぎこちなさは当然だったのかもしれないですね。

 

 

ヒトラーに関係している部分では、開戦についての演説をジョージ6世が終え、宮殿の(バッキンガム宮殿ですかね?)バルコニーで国民の声援に手を振る感動的なシーンが映画のラストシーンですが、字幕でジョージ6世が「抵抗運動のシンボルになった」というような表現があったと思うのですが、そこが印象的でした。

 

 

ヒトラーは原初的な力(暴力)を正義として既存の秩序に挑戦しようとする存在として現在も認識されているのだなと再確認しました。ジョージ6世大英帝国が超大国の地位から滑り落ちるのを食い止めることはできなかったけれども、暴力で秩序を打ち壊す勢力との争い-抵抗運動には成功した君主と受け止められているのでしょうか。

 

 

そのような認識を共有できずに、ヒトラーを見習おうともとれる趣旨の発言をする閣僚や、ネオナチ政党の代表と一緒に写真をとっている与党政治家がいる現在の日本の状況を残念に思いました。

 

 

17時33分、語句修正。

 

 

英国王のスピーチ スタンダード・エディション [DVD]

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