引っ越し前日にゴニョゴニョと部屋を引っかき回すおっさんの様子に不審感を抱いていたまなさん。
無理やり、引っ越しのキャリーバッグに入れられ、
電車に乗って新居に移動の最中は、ずっと震えていました。
引っ越し作業中は、新居でも旧居でもお風呂場に一人でいてもらったのですが、
新居の荷物を置く作業が終わり、引越し業者さんが帰ったあとも、
風呂場の片隅でずっと震えていて、その狭い場所から出てきませんでした。
犬のように舌を出して、
「ハアハア」とおっさんに聞こえるほどのいきを立てるので、
のどが渇いているのかと水を持っていっても、飲まれず。
歯がきちんとあわないほど怖くて震えているので、
そのせいで舌が出てしまっていた様子。
13時頃に引越し業者さんが引き上げたあと、
20時頃にようやくまなさんはお風呂場の狭い場所から出てきてくれました。
その間は呼びかけにもほとんど返事がなく、
「まなさん死んだら、おっさんも死のう。なぜ引っ越しなどしたのか!!」と
あほうなほどにうろたえました。
その後は全然片付いていない新居をずっと巡回されていた様子。
深夜の2時前と、3時半頃にまなさんが巡回中に、
「ヒャーン」と鳴く様子で目が覚め、しばらく体を撫でたり、
巡回にお付き合いする。
ワンルームマンションの気密性の高い静かな静かな、
おっさんと二人だけの空間を恋しがってくれているのかな。
ごめんね、古いタイプの住宅で少し騒がしくて。
でも、慣れてほしいな。
前よりだいぶ広いからまなさんが走り回れる場所は大きくなってるから。
まだまだ落ち着いた様子ではなく、
ご飯は少量食べられたものの、水をほとんど飲んでいないのではないかと思う。
いま現在も、空いた時間はお風呂場の狭い場所に。
声かけに応じてくれた時と、室内の様子が気になる時にだけ出てきてくれる。
今日のまなさんの姿をスマホのカメラにて。
何も加工をしていないので少々重たいかも。
写っているのは、引っ越しに使ったキャリーバッグ。
バッグの周囲にだけ骨があり、あとは布。
いわばハンモック状態でまなさんは移動してきました。
この自体は底板は合ったほうが姿勢は落ち着くのでいいかな、
そこは改良の余地があるのかなとは思うものの、
それより引っ越し時間が長すぎてまなさんに怖い思いをさせたのを、
ひどく後悔しています。