家の中で座っている時間が増えるに連れて、
テレビを点ける時間も少しずつ増えています。
毎週必ず見ているのは、「日曜美術館」と「ダーウィンが来た」ぐらいですが、
ここのところは「花子とアン」も毎日のように見ているし、
とりあえずテレビを点けてザッピングすることも増えてきた。
しかも、その間もネットブラウザは開いたまま、なんですよね。
ヘタをしたら、FMもかけたままのことがある。
とりあえず書き出して、問題を直視しよう。
で、今日からなるべくネットとテレビの時間を減らすように努力しよう。
ついでに見たテレビ番組のことなど書きます。
まず、「世界ふしぎ発見!」。
これは何週間かぶりに見ました。
浅田真央さんがレポータをやっていて、
会見やインタビューの時のような生真面目な硬い表情じゃなくて、
スタッフと楽しみながらレポートしている様子が、とても微笑ましかったです。
まだ多感な時期の娘さんに、
メダルがどうのこうの、日本の期待を背負ってどうのこうの、と勝手に期待して、
好きなスケートを楽しませるのではなく、
それ以外のものをたくさん背負わせている周りの大人は、
自分も含めて一体何なんだろうと思いました。
訪れておられた地域が、「ドナウ川紀行」で憧れを持っている地域なので、
純粋に楽しめました。
昔は、「新婚旅行はザルツブルグで『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地巡りをしたあと、ドナウ川クルーズでウィーンとブダペストを巡るのだ!」なんて思っておりました。
ハハハ。
少年老い易く夢成り難し。
次は、「開運なんでも鑑定団」。
この番組は、おっさんの父親が好きで、父は毎週熱心に見てました。
おっさん自身はまだ若かったので、
「芸術品をなんでも金額に換算する下衆っい番組や」と思っていましたが、
ものすごく久しぶりに見ると、
「この番組を見て、『俺も骨董品や芸術品で宝くじを当てる!!」と、
意気ごんでくれる小金持ちのモチベーションを保ってくれる、
なかなかに良い番組だなと思いました。
そういう人たちがたくさんいないと、
骨董屋さんも画商も商売上がったりですからね。
かくいうおっさんもこの番組と「ギャラリーフェイク」あたりで入門し、
「日曜美術館」なんかを見るようになりました。
とはいえ、ちっともおっさんの美術品に対する感受性は向上しませんけれどもね。
父上殿はいまも毎週この番組を見ているのだろうか。