もういっちょアニメについて。
小学生の頃の同級生にI君がいた。
彼はかなりのマクロス好きで通っていた。
で彼の妹はすごくかわいいので評判だったのだが、
今ではその妹さんも立派なおばちゃんになっているかと思うと、
まさしく祇園精舎の鐘の声である。
いまではアニソン好き、アニソンしか知らんなんて人の存在が許されるようだが、
わたしが子どもの頃は、まだアニメ好きは肩身が狭かった。
中学の時に美術の授業で、「レダ」の絵をきれいに書いた女の子もある種、
「ちょっと変わっているな」扱いだったように思う。
そんな時代を隠れアニメファンとして生きてきたのだが、
知識を深めて、真のアニメファンにもなりきれなかったのが、
おっさんの悲しいところである。
リン・ミンメイ/飯島真理 マクロス劇場版 愛・おぼえていますか ~ - YouTube
で、そんな中で見た数少ないアニメ映画の一本が、
マクロスの劇場版「愛・おぼえていますか」。
しかも、この映画は劇場の前で母、弟と並んで看板を見上げていたら、
同じく映画館の前で立っていたカップルに「あげます」とチケットを二枚いただき、
無料で見たのである。
なんという幸運。
その時のカップルの方、昔風にいうとアベックさん。
ありがとうございます。
おかげさまで、こんなに立派じゃなく成長しました。
そんな懐かしい堺東のマクドナルドの上の映画館も、
昨年末に堺東を訪れたところなくなっていたのでした。
そういえば、体育の授業上がりに更衣のため教室まで行く途中で、
なぜか同じクラスの女の子Oちゃんとこの映画の話になり、
「未沙、ファスナー上げてたな」
「おっ、おんなじ所チェックしてるな」なんて会話をしたのでした。
ということは、中学一年の時か。
Oちゃんとの会話も、Oちゃんの大きなおしりも今は遠くになりにけり。