「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

「日曜美術館」2週分

夜の再放送分で、

 

光と影の"又三郎" 藤城清治89歳の挑戦・完結編」の回と、

ポップアートの奇才 ウォーホルを"読む"」の回を見た。

 

日曜美術館の司会はいまは井浦新なんですね。

むかし見ていた頃は司会がはなちゃんとか緒川たまきさんだったりしたような・・・。

もう何年前やねん。

 

藤城清治さんの作品、

風の又三郎に思い入れがないので、

メインのテーマにはさほど感銘を受けなかったのですが、

 

作品紹介のように挟まれた「ふみきり」という作品に「がつん」とやられて、

図書館に行ったら、別冊太陽の「光と影の詩人」は貸出されずに残ってました。

 

 

 ふみきりは好んで作品にされる題材のようで、

この本の中にも2例収められているのですが、

なんだかやっぱり惹かれるものを感じます。

 

 

あと、番組の中でものすごくかわいい猫が2匹飼われていたのですが、

別冊太陽の中には、その猫たちがまだ子猫の写真が収められていました。

 

とすると、この本が2000年の発行なので、

少なくともあの猫たちは14歳は越えていることになるのですが、

そうは思えないきれいな猫で、

しかも仕事場に無造作に出入りしている様子。

 

それだけでもこの藤城清治さんは猫と同居しておられる先達として只者ではないと感じでしまいました。

 

 

 

つぎにアンディ・ウォーホールの回。

 

芸術には全然不案内なので、

ウォーホールといえばキャンベルスープぐらいしか知らないし、

ながらで見ていたので、あれなんですが、

 

ゲストの秋元康がわりかし自分の言葉でしゃべっている風に見えたのが印象的でした。

 

以前、ラジオで手塚治虫について語っていたとき、

秋元康が通り一遍のありふれたことをしゃべっていたのに対して、

 

里中満智子氏が温かく熱く語っておられたのが印象的で、

 

秋元康は仕事としてなんでもうまくしゃべる人物だ、という記憶が強かったのですが、

 

ウォーホールについては自分の言葉をしゃべっている風で、

ウォーホールのことは本当に好きなのかなと少し思ったりしました。