いつも、同居人のおっさんである、わたしのお風呂の様子を、
お風呂場に入ってきて観察している、まなさん。
ついに先日、
浴槽の縁で水滴のためか足を滑らし、
初めてお風呂のお湯の中に落ちてしまいました。
この時、猫の身体能力の凄さを感じました。
まなさんは、下半身はお湯の中に落ちたにも関わらず、
浴槽の底を蹴って飛び上がるのではなく、
わずかに残っていた前足で上半身を引き上げて、
お風呂の外に走り出ていったのです。
慌てて追いかけて行って、
バスタオルでまなさんの濡れた後ろ足から尻尾を拭きました。
怖がっていてなかなか捕まえるのに苦労したので、
部屋の中のかなりのものが濡れてしまいました。
一度の失敗で懲りたのか、
それ以後、まなさんがお風呂に来てくれないのが寂しいような、
安心したような、複雑な気持ちです。