28日になってまもなく、最終列車で深夜の帰宅。
改札を出て、自宅とは反対側、
26日に仔猫と出会った場所に行ってみた。
残念ながら、20数時間前に出会った仔猫は、
やはりいなくなっていた。
夜なので、また同じ場所にいるかもという期待は裏切られて、
おっさんのいうことなど無視して、抱きかかえて連れ帰って、
里親を探せばよかったのでは、と少し後悔。
でも、ワンルームマンションなので、まなさんになんらかの病気が伝染るかもしれないので、
そんなことはできないのだ、と冷静な自分もいる。
目に付くすべての仔猫を救うだけの資力は、僕には到底ないのだから。
かわいい、キレイな仔猫だったので、「救いたいな」と思った自分は、
外見至上主義のいやらしい猫好きだと、やや自嘲的になってみたりもする。
帰宅すると、まなさんが室内ドアのスリットの向こうで、
甘えた声を出しながら待っていてくれた。
なんだかとても救われた気分。
西原理恵子の「ぼくんち」の鉄じいじゃないが、
僕が死んで地獄で閻魔様の審問に会う時も、
「佐殿(すけどの)とまなさん、2匹の猫を拾って命をつなぎました」と、
これだけは胸を張って言える。
うん、それだけでいいかなと思えたりする。
まなさん、ありがとう。
今日も午後からの出勤だが、ひどく眠くて早起きしてまなさんと遊べなかった。
ごめん、まなさん。
ご飯、10+45g。
うんち、1回。一本状のうんち。しかし細くて量としては標準的。