被災したのは、人間だけではないのですね
ブログの記事自体は、少し前の日付になるのですが、
Twitterで流れてきた、野口健さんのブログ記事を紹介したいと思います。
(豚さん、牛さんの無残な屍の写真があるので、
リンク先を見る方は心して見てください)。
豚や牛の肉を食べること自体が、
もともと残酷で罪深い部分があると思うのですが、
その生命を有効に利用することもなく、
いたずらに屍をさらさせてしまうことの罪の深さよ。
牛たち、豚たち、普段なら面倒を見てくれる畜産農家の人が来てくれることもなく、
餓死していくのは、とてもしんどかっただろうな。
畜産農家の方達も、
牛たち、豚たちの面倒をみることができずに、そのまま放置することしかできないのは、
大事な資産であるという部分を超えて、
飼育主として本当にしんどかっただろうなと思います。
豚舎や牛舎から逃げ出した、
牛、豚たちの写真の後ろにある緑や山は、
なんの変わりもないように見えるのに、
リスク管理の不十分さから、その大地を人間の勝手で汚してしまった。
ほんとうに辛いですね。
人間が動物として最も進化した「霊長」の代表であるなら、
もっと慎重に十分にリスクを考慮した上で、
自然を利用したり、産業を起こしていかないといけないですね。
以前、「犬と猫と人間と」という映画を自主上映で見た時も、そう思ったのですが、
人間の行動が、
人間以外の動物や植物に、
とても重大な影響をあたえることをもっと考えて、
人間は生きていかなければならないなと思いました。