「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

「星の国から孫ふたり」

今日は、 鶴見区民センターに行き、

星の国から孫ふたり」 という映画を観てきました。

 

自分は身の回りに自閉症の人はいないのですが、 お知り合いの行政書士の人から、

「こんなのがあるよ」と紹介されて軽い気持ちで行きました。

 

みなさんは、自閉症について、知識がありますか?

正直、自分は全く知識のない状態で行ったので、

先天性なのか、後天性なのか、遺伝性なのかも知らないまま、映画を観ました。

 

自閉症とは、

①社会的相互作用の質的障がい

②言語とコミュニケーション行動の質的な障がい

③限定された興味・関心や常同的・反復的な行動 で、

①②③が3歳までに発症するのだそうです。(今日もらった講演のレジュメより)

 

とりあえずWiki自閉症のページをリンクしておきます。

 

興味のある方は、ご自身で本を読むなり、調べるなりしてくださいね。

 

難しいなと思ったのは、 自閉症の方が、夜になってからパニックを起こした時の声を、

ご近所の人がネグレクトかと疑い、通報して警察官が来たけれども、

警察官の人がご家族の説明にいまひとつ納得しなくて、

 

座布団だったか毛布だったかの下に頭を入れて、

ようやく落ち着いたその子供さんに対して、 顔を見せて欲しいと希望したとのお話。

 

南堀江であんなことがあったばかりだし、

近所の人や警察官が過敏になることもわかるし、

でも、その家族の人がようやく落ち着いたのに、

そこで顔を出させてパニックがぶり返しても困るというのもわかるし、

難しいなと思いました。

 

ひとつ良かったことを書くと、

発達障害自閉症アスペルガー障害を大きくまとめてこう呼びます)の人が、

パニックに陥ったときに回復が容易になるように、

良いフラッシュバックを自分の中で持てるように、

普段からリラックスできるイメージを自分の中で持ちましょう、

そういう練習をさせましょう、と言っていたのですが、

これは、僕たちも全く同じですよね。

 

気持ちが落ちこんだときに、 回復が楽になるように、

よいフラッシュバックを持つというのは、 とても役に立ちそうです。

 

自分の不勉強さ加減を暴露すると、

自閉症の人やアスペルガー障害の人を支援するための、

発達障害者支援法という法律があるのですが、

自分はそれを知らずに、障害者自立支援法が適用されると思っていたことです。

 

障害者自立支援法が適用されるのは、

身体障害、知的障害精神障害の三障害だけなんですね。 勉強になりました。