「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

いーふろん亭ぽっど寄席 「夢金」五街道弥助 & お台場寄席 「湯屋番」古今亭菊六

先週の日曜日、残念ながらお出かけできなかったので、 今回もまたまた落語ネタです。

 

落語通でもないのに、申し訳ないです。

 

「夢金」 この配信で初めて聴きました。

「夢金」は「ゆめきん」と読むのだそうです。

ネタばれになりますが、いわゆる夢オチのネタですね。

 

雪降る寒い夜の出来事。 サスペンス映画のような展開で、 夢オチだと「なんだ」というガッカリ感がありますよね。 残念。 なにか別のオチのバージョンがないのでしょうか?

 

しかし、この五街道弥助さん、 地声がこんなに低い声なんでしょうか? 船頭の熊さんの声といい、悪侍の声といい、 この話にとてもぴったりな声ですね。 せっかくの音声配信なので、声だけのイメージを大事にしようと思って、 お姿をネットで確認していないのですが、 デカ役の似合いそうなゴツイ容貌の方なんでしょうか?

 

「湯屋番」 演者の古今亭菊六さんのウェブサイトはこちらです。

 

 

こちらの「湯屋番」は何度か聴いたことがあります。

ただ、今まで聴いたものは、 お湯屋さんに奉公に行くまでに、 世話になっている親方の家で、 若旦那がいかにものぐさな生活を送っているか、 親方の女房が居候である若旦那に、 いかにご飯を食べさせないようにしているかを嘆いたりする場面があったように記憶している。

 

しかし、この菊六さんの「湯屋番」では、 そういった場面はなく、 自分の奉公先を自分で見つけてきて、 自分から奉公先に行くという、 わりにアクティブな若旦那が描かれている。 しかし、女湯が見たいがために番台に登りたがり、 番台に登ると、仕事そっちのけで妄想に浸るというところは、 今まで聴いた「湯屋番」と変わりがない。

 

こちらの菊六さんは、すこし高い軽快な声で、 若旦那の声がとてもよく似合う。 声とか個性によって合う演目、合わない演目があるんだな。