「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

いーふろん亭 ポッド寄席の感想

ゴールデンウイーク、何度か外に出かけたのですが、 残念ながらここに書けるような出来事ではないので、 今回は、聞き貯めしていたポッドキャスト配信されている、 いーふろん亭 ポッド寄席を聴いての感想を書きたいと思います。

 

 

最初にお断りしておきますが、自分は「落研」出身であったりして、落語に詳しい者ではなく、 関西出身、関西在住であるため、江戸落語(?)、東京落語についての知識は、 全くといっていいほど欠落しています。

 

 

そのため、まったくの素人感想で、間違いなどがあればご指摘くださいませ。 まず、落語を配信しているいーふろん亭 ポッド寄席はこちらです。

 

 

東京の落語家さんは、前座→二つ目→真打 と昇進していくのですが、 その中の二つ目さんの落語が、ここ、いーふろん亭 ポッド寄席では、紹介されています。

 

 

金明竹」鈴々舎わか馬

三遊亭円丈さんの名古屋版金明竹は聴いたことがあったのですが、普通のタイプを聴いたのは、これが初めてです。 後半登場する関西人の加賀屋からのお使いの口上は、関西人である自分が聴いてもわかりません。で、口上を確認したくて、いつも通りWikiに頼ってみました。

 

金明竹 - Wikipedia

 

Wikiによると、有名な「寿限無」を覚えた後に覚えるほど、ポピュラーな演目だそうです。 ポピュラーだからこそ演じるのが難しいそうですが、鈴々舎わか馬さんの演じ口は、枯れたような風合いがあって、好感が持てます。

 

 

「公園のひかり号」古今亭駒次

このお話は、古今亭駒次さんの創作落語です。公園に置かれている廃車になった新幹線0系で、 電車ごっこをする老人と知り合った少年とのお話。 鉄道好きな方(鉄ちゃん)って、面白いなあ。鉄道を好きだという思い入れが、いろんな方向に噴出して。創作落語を嫌いな方もいるようですが、作者&演者のその思い入れの強さが、鉄道物に限らずとも面白さを生んでいるような気がします。

 

 

長屋の花見春風亭一之輔

ちょっと花見のシーズンとは外れた時期の配信ですが、「長屋の花見」というお話です。冒頭に、「18年前に1か月分だけ家賃を納めた」とか「家賃って、何?」という話が出てくるので、貧乏な人達が住んでいる長屋なのだとわかります。で、その長屋の人たちが、大家さんに誘われて、酒、かまぼこ、玉子焼きに見立てた、番茶、大根の香こ、たくあんを持って、花見に出かけます。最後は、「酒に酔ってるんだから、景気の良い事を言え」という大家の言葉に対して、 「長屋に良い事がありそうです。酒柱が立ってます」というオチ?、サゲ?です。まがい物でもふるまって、いいカッコを言う大家と、それを受け流していく長屋の住人のかけあいが面白いです。しかし、他の落語でもよく出てくるんですが、昔の長屋って、そんなに家賃をためて大丈夫だったんでしょうか? ポッドキャストの落語は、かなり在庫を持っているので、また感想を書いていきたいと思います。