「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

おっさんが居室担当をしていた方が亡くなる

きのう早出で出勤したおっさん。

おっさんが居室担当をしている男性が救急搬送される直前でした。

 

 

その方は2年ほど前のひな祭りの施設内でのイベントの日に、居室で高熱を出し熱性けいれんで失禁しているところを発見されて救急搬送され、回復して施設に帰ってこられたのですが、

 

 

今回もほぼ同様で、夜間に高熱を出し、熱性けいれんを起こして、やはり失禁があったそうで、朝起こしに行った夜勤職員に発見されて、救急搬送、搬送先で亡くなりました。

 

 

季節や高熱、熱性けいれん、失禁など重なる要素が多いので、春先はその方にとって危険な季節だったのかな、と。

 

 

きのうは職場でのプロジェクターを利用しての映画の日だったのですが、おっさんが居室でインスタントラーメン(カップ麺)を提供するなら、映画とラーメンどっちがいいですか?と尋ねたところ、「ラーメン」と即答され、ラーメンを提供するつもりだったんですけどね。

 

 

そのときには、死の影など微塵も感じなかったですが、人の死とは意外にあっけないものですね。

 

 

簡単に死なないのが人間、でも意外にあっけないのもまた人間と言ったところでしょうか。

鉄のフライパンがほしいのですが

いま現在、自宅で使用しているフッ素コート(たぶん)のフライパン。

和歌山に引っ越してきてから購入して5、6年使用していると思うのですが、コートがはがれてきたので、近所のスーパーにフライパンを見に行きました。

 

 

次は、鉄のフライパンがほしいと思ったのですが、近所のスーパーには一種類も鉄のフライパンがありませんでした。

 

 

おっさん、フライパンはたわしでゴシゴシ洗いたいのですが、フッ素コート加工のフライパンはできないんですよね。

 

 

しょうがない。ネットで買うか。

おっさん、花粉症シーズンに突入

おとといぐらいから目がかゆいなと思っていたのですが、今日は帰宅すると鼻がつまり、目のかゆさ、頭痛、鼻詰まりの三拍子が揃い、花粉症シーズンに突入のようです。

 

 

今日は雨降りなので花粉が少なそうなのに、今日からシーズンインとは不思議な感じ。

チキン南蛮調理上のおっさん的コペルニクス的転回

いままでに何度も作っているコウケンテツさんのレシピのチキン南蛮。

 

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【100万回再生人気レシピ】フライパンひとつ!コウケンテツ流!とろ〜り甘酢&タルタルで食べる鶏むね肉チキン南蛮の作り方

 

 

先日、同じコウケンテツさんの鶏むね肉と白菜のとろうま煮のレシピで、鶏むね肉をななめにそぎ切りにしたあとで、麺棒などで叩くと柔らかくなるよといっていたので、それを応用して、チキン南蛮に使う鶏むね肉も叩いてみました。

 

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購入してきた鶏むね肉の肉質にも左右されるのでしょうが、ちょっとゴリゴリ感があるなと思うときもあったチキン南蛮ですが、より柔らかく作れるようになりました。

 

 

それだけでも進歩なのですが、いままで鶏むね肉に薄力粉をまぶすのはナイロン袋に入れて袋をゆすることでおこなっていたのですが、そのあと卵をまぶすときは、ナイロン袋から器に溶いた卵にまぶしていました。

 

 

はたと気づいて、このままナイロン袋に溶いた卵も入れてしまえばいいんじゃね?と思い、ナイロン袋に卵を流し入れたところ、従来どおりに器で卵をまぶしていたときよりも、ムラが少なくきれいに卵がつくようになって、おっさん的には成功です。

 

 

しかも回数をこなして、手順がこなれてきたせいか、以前よりも出来上がりが美味しく感じるんですよね。

 

 

最近職場の入所者さんに「麻婆豆腐ばっかり食べてるな」とおっさんは同じメニューを繰り返し作ることがバレてしまったのですが、今度は「チキン南蛮ばっかり食べてるな」と思われるように、チキン南蛮も繰り返し作りたいと思います。

読書メモ「中世武士団」の1

2019年のみやこめっせの古本市で買った「中世武士団」を今ごろ入浴時にお風呂で読んでいます。

 

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あっ、他の3冊もちょこっとだけ読んで、読み通してはいないな。

 

 

「中世武士団」の場合、読むのが遅れたのにはもう一つ理由がありまして、購入してから「おっさん、この本を読んだことがあるな」と気がつきました。 

 

 

沼田小早川とか竹原小早川といった文章を目にして、ようやく読んだことがあるのに気がついた次第です。まあ、中身を覚えていないので、読んでないも同然なのですが、たぶん図書館で借りたんでしょうね。

 

ja.wikipedia.org

 

P.72~73にかけて頼朝のおこなった富士の巻狩りについて述べている中で、

P.72

 武士の子弟らが狩に参加してはじめて獲物をしとめることは、事実上の成人式であり、その武芸の証明であるとともに、またかれだ山の神によって獲物をあたえられた、すなわち神によって祝福されたものであることのあかしと考えられたであろう。頼家が鹿を射とめるや、その日の狩がたちまち中止されたということだけでもその重要性は明らかである。

 (略)腹心の家臣梶原景高を鎌倉に急派し、政子に事の次第を報告させた。(略)しかし、政子はきわめて冷淡であった。(略)このエピソードは、これまでもっぱら頼朝の親バカさと対比して、のちの尼将軍政子の賢婦ぶりを浮き彫りにする素材とされてきたようである。だが、この報告をうけた頼朝は、おそらく心中「何もわかっておらんのだな」と慨嘆したのではなかったろうか。

 

 と書かれています。

 

 

ちょうどおっさんの持っている「マンガ日本の歴史16」ではそのように描かれていているのですが、

 

 

 

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一方、「ビギナーズクラシックス百人一首」の中では、

 

 

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「臣下を引き連れて、山野の動物を捕獲する行為は、王者のパフォーマンスである」とされているので、石井先生の記述が的確なんでしょうね。

 

P.73

名実ともに全国的な軍事政権の首長となった頼朝は、ここで大規模な巻狩を行なって神にまつるとともに、統治者としての今後の資格を神に問う必要性を感じたのではないか、と

 

 

とも書かれているのですが、後世の承久の乱のときに「源家将軍の恩を思え」なんて檄を飛ばした政子ですが、この当時は単なる家政(家の政治)的な立場で物事を考えるのがやっとで、自分が天下の長(少なくともその一半)を担っている家の正妻であるとは認識できていなかったのかもしれませんね。 

 

 

おっさんが古本で購入したのは、小学館の文庫サイズですが、現在は講談社学術文庫に入っているようです。

 

中世武士団 (講談社学術文庫)

中世武士団 (講談社学術文庫)

  • 作者:石井 進
  • 発売日: 2011/09/15
  • メディア: 文庫
 

 

まなさんの刺繍入りのブックカバー

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きのう職場にて、同僚の方にまなさんの刺繍入りのブックカバーをいただきました(文庫本サイズ)。

 

 

その同僚の方が刺繍をされるそうなのですが、その方のお知り合いに猫の刺繍が得意な方がいて、その方にフェイスブックかなにかのまなさんの写真を送ったところ、この刺繍を刺してくれたそうです。

 

 

先代猫のちよさんも、ちよさん用のマットや毛布に名前を入れた物をいただいたりしたのですが、おっさんと同居してくれる猫さんは、そういう縁の濃くない方からも愛していただけるのが不思議なところ。

 

 

いいなぁ、まなさん。

あなたのかわいらしさを皆が愛してくれているんだね。

 

 

おっさんはまなさんの刺繍を愛でながらたくさん本を読むようにするね。

「高い城の男」を読み終えるーー読書量を増やすための読書記録43

高い城の男

高い城の男

 

 

リンクはKindle版へのリンクが出ていますが、おっさんは紙の本で「高い城の男」を読み終えました。

 

 

おっさんたちの世代としてはよくあることに、高校ぐらいの時期にSFとかファンタジーが好きで、多少はSFの本を読んでいました。

 

 

その中で「ブレードランナー」にショックを受けたおっさんは、原作者フィリップ・K・ディックの作品「高い城の男」も読んだのですが、当時は「よくわからない」、「あまりおもしろくない」という印象を持ったことを覚えています。

 

 

再読してみると、とてもおもしろいSF小説でした。

 

 

当時、よくわからなかった原因はなんだったのか、記憶していないのですが、この「高い城の男」は単純に連合国が枢軸国に戦争で負けたという形の物語ではなく、作中で述べられているように、フランクリン・ルーズベルトが暗殺されたことを遠因にして、アメリカ含む連合国が戦争に破れたことにしています。

 

 

そのあたりが、「現実世界」と違うために若き日のおっさんは混乱したのかもしれませんね。

 

 

もしくは、作品の中でナチスがおこなったとされるアフリカでの黒人の虐殺やスラブ民族のシベリアへの封じこめが、あまりに凄惨、もしくは荒唐無稽に感じられたのかもしれません。

 

 

でも、たぶん最大の要因は「易経」ですかね。

筮竹で日本人やその支配下にある白人が、自分の進路を決めていく様子が、あまりにおっさんの知っている「現実の日本」とかけ離れていて、当時(高校生あたり)のおっさんはちょっと白けた気持ちになったのではないかと思います。

 

 

いまのおっさんは、この筮竹(や投銭)による占い(意思決定)も、スーパーAIによる未来予測をもとにした決断とそんなに変わらんかなと、昔よりもおおらかな気持ちで、SF内のアイテムとして楽しむことができました。

 

 

同じように昔は面白いと思えなかったジェイムズ・ティプトリーJrの著作もいま読んだら面白いと思えるのかな?(「たったひとつの冴えたやりかた」は大丈夫だったんですが、「老いたる霊長類の星への讃歌」とか「愛はさだめ、さだめは死」はダメだったんですよね)。

 

懐かしき、コーティー・キャス。

 

  

 

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