「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

水門吹上神社の神武天皇聖蹟顕彰碑を見に行く

今日は健康診断の2次検診を受けに、法人経営者の運営する病院に血液検査に行ったおっさん。

 

 

別に原付で行っても良かったのですが、引っかかっているのが高脂血症なので、まあ運動せねばなるまいとのことで折りたたみ自転車で行きました。

 

 

蒸し暑いかなと思ったのですが、そこそこ風があるので、かいた汗が麻のシャツでどんどん乾く感じでそれほど暑く感じませんでした。

 

 

自転車で行ったのにはもう一つ理由がありまして、先日参加したと書いた5月上旬の「勉強会」。そこでの神武東征の発表の中で、神武天皇聖蹟顕彰碑というものが19か所あり、そのうちの一つが水門吹上神社というところにあると記載されていたので、それを見に行こうと思っていたからです。

 

oldtypeossan.hatenablog.com

 

 

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 神社の鳥居

 

 

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祭神は蛭児なので戎さんですね。

 

 

ちなみにおっさんが育った堺の湊という地域の隣に石津という場所があるのですが、そこにも戎さんに因んだやっさいほっさい祭りというのがあります。

 

www.city.sakai.lg.jp

 

湊と蛭子は結びつきやすいものなのでしょうかね(まあ、流されて流れ着いたということですか)。

 


令和元年 やっさいほっさい祭 石津太神社

 

 

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顕彰碑の正面

 

 

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顕彰碑の側面

 

皇紀2600年、1940年(昭和15年)に建てられたものですね。

 

 

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顕彰碑の背面

 

血沼海(ちぬのうみ)は大阪湾のことなんですが、日本書紀本文では「茅淳」という字を当てているのに、なぜわざわざこの字にしたのかな?。

 

 

この字を当てるのはあまり一般的ではないように思います。

 

 

奥側の側面は少し欠けているようですね。

 

 

しかし、2040年にも皇紀2700年とか言って奉祝の事業が行われるのだろうか?

そのときはおっさん70歳に手が届こうかという歳。たぶん、死んでるな。

 

 

まあ、ただ単に見たというだけの話で、自転車で往復約15km。

それほど暑くもなく、なかなか楽しい外出でした。

おっさん、筑摩書房創業80周年フェア(今日まで)でKindle本をまとめ買いする

ツイッターで知った筑摩書房創業80周年フェア。

Kindle本が80%割引らしいので、ページを開いてさっそく購入。

 

 

www.amazon.co.jp

 

 

さっそくと言いながら、15時頃から18時頃まで昼寝していたので時間が経っているのは内緒だ。

 

 

購入したのは10点。

 

世界史をつくった海賊 (ちくま新書)

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ヨーロッパ近代史 (ちくま新書)

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西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)

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  • 作者:池上 英洋
  • 発売日: 2012/12/05
  • メディア: 新書
 

 

 

はじめての日本古代史 (ちくまプリマー新書)

はじめての日本古代史 (ちくまプリマー新書)

  • 作者:倉本 一宏
  • 発売日: 2019/12/06
  • メディア: 新書
 

 

 

大正文学史 (筑摩叢書)

大正文学史 (筑摩叢書)

 

 

 

市場って何だろう (ちくまプリマー新書)

市場って何だろう (ちくまプリマー新書)

 

 

 

明治文学史 (筑摩叢書)

明治文学史 (筑摩叢書)

 

 

 

憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)

憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)

 

 

 

正しく怖がる感染症 (ちくまプリマー新書)

正しく怖がる感染症 (ちくまプリマー新書)

 

 

 

 

 

10冊で1,963円でした。

Amazonのポイントが自動で使われていると思うので、割引金額よりさらに安く買えているはず。

 

 

長年Amazonの「ほしいものリスト」に入っていた「市場って何だろう」を購入したので、同じ状態の「消費社会の神話と構造」も買いたい。

 

消費社会の神話と構造 新装版
 

 

そのうち買おうと思ってもうどれぐらい経っているんだ?という話なんですけどね。

 

 

正直、電子書籍っておっさんの場合は、漫画は感覚として合うんですけど、普通の書籍の場合はいまいちフィットしないのでもう買うのはやめようと思っていました。

 

 

でも、風呂で半身浴しながら本を読む場合、近頃普通の紙の本を持って入るのが、水にぬらしそうで少し怖いので電子書籍はありかもしれないですね。

 

 

たぶん、雑誌とかムックとかもっと肩のこらない本のほうがより適しているんでしょうけどね。貧乏なので割引に(8割引きですよ!8割引き!)負けたという側面も大きいです。

 

 

いやーね、貧乏人って。

ようやくまずい米の終りが見えてきた

安いからと購入して激マズでいろいろ工夫して食べてきた米。

 

oldtypeossan.hatenablog.com

 

 

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海南鶏飯シンガポールチキンライス)を作りまくって、なんとか終りが見えてきました。
 

 

しかし、粥→チャーハン→海南鶏飯と変遷してきましたが、やっぱり海南鶏飯にも飽きてきました。チューブ生姜やナンプラーで味を変化させたりして細かい工夫もしたのですが、そろそろ限界です。

 

 

「たぶんうまい米で海南鶏飯を作ったら、めっちゃうまいんやろうな」

「それにひきかえ・・・」

という感じです。

 

 

うまい米と一緒に刺し身を食べるとか、そういうことがしたいです。

おっさん、またしても未読本を積み重ねたまま本を買う

先日購入した本を1冊も読み終わっていないのに、夜勤中にまたAmazonで本をポチってしまいました。

 

 

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ウォーラーステイン」、「世界システム論講義」、「チョコレートの世界史」は先日5月の上旬に和歌山で友人が集まって(一人はリモート参加で)おこなった「勉強会」という私的な集まりで、おっさんが「茶の世界史」について発表したところ、意外に皆さんの反応が良かったのです。

 

 

それで「茶の世界史」の背後にある世界システム論というものをもう少し掘り下げてみたら、今度もし「勉強会」で発表することになっても、もうちょっとうまく発表したり、議論を深くしたりできるのでは?ということで購入してみました。

 

知の教科書 ウォーラーステイン (講談社選書メチエ)

知の教科書 ウォーラーステイン (講談社選書メチエ)

  • 作者:川北 稔
  • 発売日: 2001/09/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

あとはNHK-FM「クラシックの迷宮」でおっさんにはなじみ深い片山杜秀の著書「皇国史観」。

 

 

おっさんが発表した「勉強会」でもう一人というかメインで発表した人の発表の内容が「神武東征」だったのですが、神武天皇の即位を初年とする皇紀と関連が深いものといえば、「皇国史観」なので、購入してみました。

 

ja.wikipedia.org

 

 

残りの1冊は「駆逐艦キーリング」。

 

 

これは買ってから帯で知ったのですが、トム・ハンクスの主演で映画化され、今年公開予定なんですね。以前購入して、まだ読書中(ええ?)の「女王陛下のユリシーズ号」と同じように護衛船団の活躍を描いた小説のようなので購入してみました。

 

 

 

 読書も映画(自宅でだけど)鑑賞も、今年の下半期はがんばろうといま心に誓いました。

相変わらずお尻に火がつかないとできない性格

休みの日のまなさんの「もうあたし、4日も5日もご飯食べさせてもらってないわ」としか聞こえないような悲壮感のあるご飯ねだりの鳴き声に、うれしいやら哀しいやらのおっさんです。

 

 

おっさん、以前の資格の勉強(レポート)もそうだったのですが、個別支援計画書も現実逃避に現実逃避を重ね、結局今朝4時に起きて、3時間30分程度で7名分を書き終えました。

 

oldtypeossan.hatenablog.com

 

きのうの見積もりでは一人分に1時間と見積もっていたので約半分でできていますね。というか、おっさんの場合はなんでも書き出すまでの時間がとてもかかるんですよね。

 

 

まず、何をどう書くのか。

短期目標とか長期目標とか総合的な方針と、個別の課題をどう結びつけて表現するのか、はたまた無理に結びつけずに単独の事項として処理するのか、そういったことを白紙(といってもパソコンの画面ですが) を前にして考える時間が長い。

 

 

書き始めると、まあそんなに時間はかからないんですけどね。

でも「この語句だと語感が強すぎるか」とか「強制的なイメージを出さないように言葉を変えよう」とかいろいろ考えますよね。

 

 

結局書き始めないまま、夜0時を過ぎて眠くなり、4時に起きて書いてしまいました。まあ、やっつけ仕事といえばやっつけ仕事だな。

書評にて山本博文先生が亡くなられていたことに気づく

おとといが夜勤の入り、きのうが夜勤の明けだったおっさん。

夜勤明けは6時の食堂開放時に入所者さんに新聞を提供する前に、スタッフルームでその新聞を読むことができます。

 

 

土曜日の朝刊は、朝日新聞は書評が載っているので、つらい夜勤の中数少ない楽しみです。その中に下の書評が掲載されていました。

 

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山本博文先生、亡くなっておられたことを全く知りませんでした。

 

www.asahi.com

 

 

まあ、おっさん、大して山本博文氏の著書を読んでいるわけではないのですが、下の3冊、「参勤交代」、「島津義弘の賭け」、「江戸城の宮廷政治」は確実に読んでいます。

 

参勤交代 (講談社現代新書)

参勤交代 (講談社現代新書)

  • 作者:山本 博文
  • 発売日: 1998/03/20
  • メディア: 新書
 

 

島津義弘の賭け (中公文庫)

島津義弘の賭け (中公文庫)

  • 作者:山本 博文
  • 発売日: 2001/10/01
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

遺著となる書評で紹介されている2冊もさっそくAmazonでポチろうと思ったのですが、実は夜勤中に別の本を5冊6,000円弱ばかり購入したところだったので思いとどまりました。

 

「関ヶ原」の決算書(新潮新書)

「関ヶ原」の決算書(新潮新書)

 

 

徳川秀忠 (人物叢書)

徳川秀忠 (人物叢書)

 

 

 

購入して読んでいない本がテーブルの上に2列で積まれ、本の重みでテーブルが畳にめりこみそうなので、読まねばなあと思いつつ、ストレス解消にゲームで大砲をぶっ放してしまいます。

 

 

ああ、学生の頃あれほど忌み嫌っていた無知で向上心のない中年のおっさんに確実に近づいているわ。いかん、いかん。ゲームの時間を控えて本を読まなくては。

「10万円要らん」という入所者さん

洗たく機を回しつつ、個別支援計画書の案を練っているおっさん。

本当は定額給付金の申請書も送らないといけないのですが、まだ封も切ってません。

 

 

職場の担当している入所者さんの中に、もう申請書も記入したのに(って名前書いてもらっただけやけど)、「あの10万円要らんから」という方がいます。

 

 

なぜ?と訊くと「得体のしれん金もらったら怖いから」みたいな返事。

 

 

「ニュース見てないですか?政府が10万円くれるんですよ」

では通じなかったので、

 

「コロナという病気が流行って、仕事に行けない人がたくさんいるので、国民みんなに10万円くれるんです」

と説明しても納得されず。

 

 

この方は生活保護受給者なので(「この方も」と書くべきか)、

「ここで暮らしているお金と同じで国がくれるんですよ」

と言ってみてもやはり腑に落ちていない、どころか全然理解してないと伝わってきます。

 

 

そういえば、この人に「銀行」の説明とか「(ご本人のお金のうち)口座にあるお金と、(施設の)金庫にあるお金」の説明を図に書いて説明しても、全然理解してもらえなかったんだった。

 

 

屋根のある家の中に住めて、お金を払わなくても食事が出てきて、大量ではないけどお菓子も食べられて、コーヒーも飲める。その生活のお金はどこから出てきていると、思ってこの人は生活しているんだろうな?

 

 

生活に必要な服とか布団を買うのをすごく渋るんだけど、自分が多額の貯金を持っていてそれを切り崩して生活していると思っているんだろうか?

 

 

でも、移動販売のお菓子は買いたがるんだけどなあ。

 

 

「国」とか「政府」とかそういう社会に対する認識はたぶん0に近いような気がする。そうなると「お金」もどう理解しているんだろうな。紙(紙幣)を渡すと物が買えるという経験則だけで理解しているのかな?

 

 

個人ファイルを見直しても「学歴」は全く不詳だった。

服を着たり、体を洗ったりはできるから学校に行かずにご両親に自宅で身の回りのことだけは習いつつ成長したんだろうか?

 

 

おっさんみたいに「社会の中で居場所がない。そのせいで窮屈だ」と感じるのも不幸だけど、この人みたいに「社会ってなに?」みたいなのも不幸だなあ。そもそも、この人のアイデンティティってなんなんだろう?

 

 

周りのことがわからなくて不安になったりしないのだろうか?

まあ不安になってるから「10万円要らん」というんだろうけど、こういう顕在化の要因がない場合は、不安はないんだろうか?

 

 

なんかいろいろ考えてしまったな。

たぶん個別支援計画書には全然反映しないけど。